2006年08月06日

長期投資とダイエットは似ているA

こんにちは。
やっと夏らしく暑くなってきましたね。

相場も少し落ち着いた感じがあります。
さて、前回の続きで長期投資とダイエットの類似点です。

ダイエットって大体何キロくらいやせるのが目標でしょう??

女性誌の見出しとかだと大体3Kg〜5kg、多くても10kgくらいが多いような気がします。
また、中年男性のメタボリックシンドロームなんかでも、3〜5kgやせると、内臓脂肪が激減することが知られています。

ここでは、かなり多めに見て1年で10kgやせることを目標にしましょう。
ちなみに10kgやせるというのはかなりのもので、見た目も内臓脂肪もほとんど別人です。
1年で10kgやせるためには、1年は約50週なので週あたり平均200g、1日あたり約30gやせればいいわけです。
もちろん、投資と一緒で直線的にやせるわけではありませんが、それでもこれくらいのペースです。

ところが、人間の体重の日内変動は普通は1kg以上はあります。
つまり、必要な週当たり体重減少より毎日の体重変動のほうがはるかに大きいのです。

だから、体重計に毎日乗るのもたぶん逆効果です。
水をちょっと多く飲んだり、汗をかくだけで必要な体重減少量よりはるかに大きな差が出てしまいます。

これはちょうど毎日株価をチェックすることで、焦ったり舞い上がったりしてさらに売り買いしたくなってしまう心理にも似ています。
チェックすることでなにかしなくちゃ、という気持ちが強くなってしまうわけです。

逆に「1ヶ月で5kgやせた!!」とかいう類のダイエットは危険です。
運動だろうが食事だろうが、そんなに急に体重が減少するのは多くの場合単に脱水になっているだけです。
例のTBSの番組で白インゲンによる下痢が問題になっていましたが、あの下痢は副作用というよりも短期間でそんなにやせるには下痢にならざるを得ないということです。

いわゆる「リバウンド」は脱水の補正であることが多いです。
脱水の補正とは、要するに乾いたスポンジに水をいれたらまた膨らんだ、ということです。しかも脱水の際に体の代謝が下がるので元に戻るときはかえって太ったりします。
そもそも脱水による体重減少は会計操作のようなもので、見た目体重が減っていても本質的にはやせていないのです。

本当のダイエットは徐々に徐々に体重を減らしていくことが重要です。
ところが本屋さんに並んでいる本は「夏までに4kgやせる!!」みたいな本が6月に並んでいたりします。
そういう本にはいろんなダイエット法が紹介されていますが、大体が脱水を促したり、無茶なカロリー制限をする方法だったりします。

短期的な成果を求めるあまり、本質的な戦略を見失う・・・人間心理に根ざしたこの間違いはそのまま投資にも通じます。

次回は投資の話に戻ります。

posted by たけ先生 at 12:35| Comment(0) | TrackBack(3) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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