2006年09月05日

日本の国債問題を考えるA〜成長か増税か

こんにちは。
少しあきましたが、日本の国債問題の続きです。

コメント欄でPALCOMさんとうんとさんが熱心なコメントを書き込んでくれました。
まさに今総裁選で話題になっている成長対増税の構図で、このブログでも議論の焦点はそこになっていると思います。

お二人ともコメントありがとうございます。
特にうんとさんのコメントの視点は重要で、
「日本の成長は楽観できるのか。」というポイントです。

私の見解は
成長できないなら消費税を20%にしようが、30%にしようが所得税を80%にしようが財政再建などできない。むしろいかなる犠牲を払っても日本の成長を促進することが政治の仕事である
というものです。
 
 国債管理において重要なのは国債の対GDP比です。
もし万一(万が五千くらい??)日本がマイナス成長になるならプライマリーバランスがたとえゼロであっても、実質借金は増えることになります。
 しかも増税した後でそんなことになれば、再増税も不可能、さらに年金や公共事業をばら撒く必要があるなど、結局プライマリーバランスも崩れます。
その結果は長期金利上昇が避けられなくなり、スタグフレーションに突入することになります。
これは破綻シナリオです。政権が3回吹っ飛ぶ程度のことだし、誰も幸せになりません。

うんとさんのおっしゃるとおり、財政再建は極めて困難です。
しかしだからこそ成長をあきらめることはできないと思います。
成長をあきらめるならむしろ減税して財政再建を放棄したほうがたぶんましな結果になると思います。おなじ財政破綻なら好景気のほうがスタグフレーションよりはいいでしょうし、あとから増税できる余地がある分破綻の程度も軽くなるでしょう。


次回は国債による円安、インフレ説についてもう一度考えて見ます。
posted by たけ先生 at 20:07| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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