2007年06月12日

ヨーロッパ株

こんにちは。

ネタがなくてどんどん更新頻度が落ちています。(笑)
本業が忙しいのと、マーケットが順調で取り立てて書くことがないというのが半々です。

表題にもあるように最近欧州株に関心があります。

ヨーロッパは硬直した経済体制、手厚い社会福祉による弾力性を欠いた労働市場、イノベーションの遅れ、短い労働時間・・・など諸々の要因により長く低成長に苦しんでいました。

しかし、最近フランスで新自由主義を標榜するサルコジ政権が誕生し、労働市場をより柔軟にし、法人税を減税し、小さな政府を目指す方針を明確にしています。

ドイツ、イタリアなどいわゆる「古い欧州」諸国もいずれも同様の方向に梶を切りつつあり「欧州=高福祉、アメリカ=市場原理主義」の対比が徐々に成立しにくくなっています。
一言で言えば欧州もアメリカ型社会へと梶を切ったということです。

こうした変化の背景にあるのはEU拡大です。域内の労働者や企業の移動を自由化した結果、EU諸国では安い労働力が東欧から流入し、また企業もコスト削減のため工場を東欧に移す動きが活発になっています。

これにより東欧諸国は高成長の恩恵を享受する反面、西欧諸国の労働者には賃金の下押し圧力がかかっています。実はこの現象は日本と中国や東南アジア諸国と似た構図です。

閉じた体制における高福祉を維持してきた西欧諸国もグローバリゼーションの前に方向転換せざるを得なかったのでしょう。

もっとも、こうした動きは株価には大いにプラスです。
特に欧州株は今までの低成長を織り込んで常に米国株よりも割安な水準で放置されていたため、今後の上昇余地は大きいのではないかと思います。またドル安ヘッジになるのも魅力的です。

どういうわけか日本では国際投資というと中国やインドなどBRICSが中心になりますが、世界第二の時価総額を誇る地域である欧州株はもう少し見直されてもいいのではないでしょうか??


posted by たけ先生 at 23:28| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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