昨日はNY株は大幅高でしたね。
Wal-Martなどアメリカ小売企業の6月月次売上が好調でアメリカ経済の底固さと強さが確認された、との見方が優勢となり一気にブルマーケットになった感があります。
為替も1日だけ円高になったものの、すぐに押し戻されてしまいました。
現在の円安は購買力平価で考えるとさすがに行き過ぎとも思われます。
円安については「金利差に着目された円キャリートレード」という説明がよくなされています。
円キャリートレードなどというと機関投資家やレバレッジをギンギンに効かせたFXトレーダーがイメージされますが、どうも実態はそれだけではないようです。
むしろ寄与度としては高齢者個人を中心とした外国債権や外国株投資信託に対する資金流入が大きいとの説もあります。
ちまたでは「円キャリートレードの巻き戻し」が良く懸念されますが、投資信託に預けてるおじいちゃん達は果たして3円や4円円高になったり日銀が1%程度金利を引き揚げたくらいで投信を解約するのでしょうか?
彼らが本当に金利差だけに着目しているならそうかもしれません。
しかしもし彼らが(無意識のうちにでも)円資産のポジションを減らしたいという気持ちがあった場合話は違うかもしれません。
すなわち「日本は少子化により低成長が続くだろうから、この先も円高は考えにくい。国債がパンクするからどうせ長期国債金利や預金金利はある程度以上は上げられないから金利差は継続する。仮に金利が上がったらそれはそれで日本国債がパンクして円安になるだろうからどう転んでも円高はありえない。」という考え(あるいは予感)があった場合は多少の円高でもロスカットしないかもしれません。
もしこの考えが正しいならこれほどの購買力平価の差にもかかわらず円安水準が継続しても不思議は無いのかもしれません。
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