2005年05月21日

円高一服〜外為の謎〜

 ついにNYで1ドル=108円台がつきました。昨年10月から米国の「双子の赤字」に対する懸念と中国の人民元切り上げ懸念からドルが得られてユーロと円が買われて、以降円相場は102円〜108円でずっとレンジしてきました。

 しかしここにきて
@中国の人民元切り上げが少し伸びそう
Aヨーロッパの景気が思ったより減速している
といった要因によりドルが買われています。

 しかし外為ってほんと不思議ですね。だって、米国の「双子の赤字」の問題って全く解決してないですよね・・・・。中国の人民元も、普通に考えたら切り上げのタイミングを計っていて、ある日突然やりそうな気がしますよね。
 ユーロの財政規律により、ヨーロッパが充分な財政政策が取れないことはもともとわかっていたことですし、ユーロが最高値を更新している期間にすでに今期のEU諸国の景気減速はかなり予測されていました。

 そう考えると何もファンダメンタル的には意外なことはないんですよね。市場が効率的なら全て織り込まれていないといいけないと思うんですが、実際にはそのときそのときの期待感と不安感が合計されて価格が決定されるのでしょう。しかも、たいていの人間はそこまで合理的には動けないため、そのときそのときで価格が変動していくわけです。

 こう考えると人間心理って本当に不思議なものだなと感じます。
posted by たけ先生 at 12:39| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして!
コメントありがとうございました!

お医者さんですか・・・
心理的に株価を予想するなんて、新しい?視点ですね。
私も今地方新興市場にスポットを当てて、宣伝活動を展開しています。

今後ともよろしくお願いします。
Posted by yama at 2005年05月21日 23:46
コメントありがとうございます。
そんな大それたものではなく、むしろ投資家が心理的にはまりやすい落とし穴に注意!みたいな感じです。ちかくホームページも作ると思うので、またよろしくお願いします。
Posted by たけ先生 at 2005年05月22日 00:21
おはようございます。
コメントをありがとうございました。ばへっとです。

医師の方の視点から語る株式投資・・・興味深いですね。
何より人間心理といったものに、独自の視点をお持ちかと推察いたします。

ぜひまた遊びにいらしてくださいね。
Posted by ばへっと at 2005年05月22日 06:43
ばへっとさん、コメントありがとうございました!
バリュー投資をしようとしても、どうしても財務諸表の評価や生きた数字がわからないので、ばへっとさんのブログはいつも参考にしてます。
これからも本当によろしくお願いいたします。
Posted by たけ先生 at 2005年05月22日 15:07
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