2005年05月24日

利食いと損きりの心理学的考察

 こんにちは。竹井です。
 希望格差社会のことを熱く書きすぎて全然ブログタイトルの心理学を書いていなかったので
ちょい心理学のことも書いて見ます。

 相場格言でよく「利食い千人力」といいます。それに対してデイトレードの本なんかではよく「必ず、ストップロスオーダーをつけろ。」と言います。いったい、利食いと損きりはどういう風にすれば良いのでしょうか?

 もちろん一概には言えませんが、心理学的には戒めがあります。
 それは一言「損は早く切れ、利は伸ばせ。」です。
 
 なぜかというと、人間は基本的には100万円の損失による苦痛のほうが100万円の利益による
喜びより大きいといわれています。もちろん10億円金融資産がある方なんかは100万円はへっちゃらでしょうから、そういう方は100万円を1億円に変えてみてください。(笑)
 
 すると得をしているときはさらに得することによる喜びよりもそれが失われる苦痛のほうが大きいため、早く利食いたくなります。
 逆に含み損が出ているときにはさらに損失が拡大する苦痛よりも損失がなくなる喜びのほうが大きいため、なかなか損失を確定することができず、ずるずる含み損が拡大していきます。

 当たり前ですが、マーケットは我々一人ひとりのプレーヤーの心理を考えてくれません。
損失への恐怖も利得への喜びも考えてくれません。そうではなく我々のほうが自分たちの感情通りにマーケットを解釈してしまい、早く利食って含み損を損切れなくなってしまう傾向があるのです。


 そんなことは百も承知だ!と思っているかたもいらっしゃると思いますがバブル崩壊後の銀行や機関投資家の行動を見ればなかなか笑えない教訓です。くれぐれも忘れないようにしたいものですね。
posted by たけ先生 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2005-12-10 16:28
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