2005年06月01日

インフレとデフレ3〜デフレヘッジとインフレヘッジ

こんにちは。竹井です。
昨日のブログでは貨幣錯覚について語ってみました。
今日は、ではインフレに対応するにはどうすればいいかを考えてみたいと思います。

まずインフレの逆で、デフレに強い資産から考えて見ます。

これはずばり債権ですね。
デフレはほうっておけば段々物の値段が下がる状態です。
つまり言い換えると段々ものに対するお金の価値が上がっていく状態です。
ということはただお金を持って減らないだけで、段々相対的にはお金持ちになっていくわけですね。
反面、デフレでは不動産価格はたんたんと下がっていきます。またデフレは製品価格が落ちることなので、普通は企業の売上高→利益も落ちるため株式も徐々に下がっていきます。まさにこの10年間日本で起こったことですね。

というわけで、この「失われた10年」では株や不動産投資をしていた人はみな大損をした反面、元本保証の銀行預金をしていた人が笑ったわけです。しかし、さらに考えてみると銀行預金とは結局のところ銀行への貸付(デット=債権)に他ならないわけです。

そう考えてみると、国債などの安定債権はどうだったのでしょう??バブルの最盛期は10年物国債の利率がなんと8%にも達していました。もしも、そのとき資産の50%を国債に振り分けていたら、満期には倍以上の額面になって帰ってきた上に、デフレのため実質価値はさらに上昇したわけです。

このように額面が保障されている(信用度の高い)債権はデフレ下では無敵の強さを誇ります。しかし、これを逆から言うと債権(=預金)はとてつもなくインフレに弱いともいえます。実際インフレ時の債権価格の値下がりはそれはすごいものです。いくら額面が保障されていてもインフレ下ではその金額の価値が全て吹っ飛んでしまうわけです。

このように
債権はデフレに強く、インフレにきわめて弱い
ということは明らかです。

ではインフレに強い資産は何なのでしょうか??ここで株にきまっとる!という突込みが入りそうですが、かならずしもそうでもない側面があるようです。次回はその辺に触れてみたいです。
posted by たけ先生 at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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