2005年06月10日

新築マンション〜高いものほど無茶な値段でも買いたくなる??

こんにちは。竹井です。
ここ数日ほどマンション話をちょこちょこ書いてみました。

マンションを買う人の多くは、不動産のトークみたいに税金対策ではなく居住用だと思います。で、そうしてマンションを買うんだから別に利回りや損得なんて気にしない人も多いと思います。そうして買うんだからマンションなんていくらだっていいじゃん!という突っ込みを友人からいただきました。

まあそうなんですが、ひとつ注意点。うちにも

「マンション買いませんか!頭金ゼロでもOK!」

みたいなビラがよく来るんですが、去年新築マンションが大体3500万くらいで販売していたのに、今年は同じマンションの同じような部屋(売れ残ったのかな??)がなんと2600万円で販売していました。

1年で900万の値下がり!

これは別に地価が下がったからではなくて、日本のマンションでは

新築の2文字で価格が2割増

になるからなんですねー。うーん。それだけ新築マンションがみなほしいのかな??

でも実際どうでしょう??新築マンションも1年住んだら築1年のマンションですよね。
買ってずっと住むのなら10年たてば築10年です。

それに部屋を借りるとしたらどうでしょう??
かりに自分が部屋を借りるなら、新築も築1年もあまり気にしないような気がします。
機能の違いとかもないわけですし。住宅ローンを組んで買うならローン期間が10年か12年か変わるんでやっぱり大きいですよね。

ではなんで新築マンションを2割増の価格で皆さん買うんでしょうか??
やはり「新築」という言葉に魅力があるからでしょうか??

たしかにそれもあるかもしれません。やっぱり他人の手垢がついていないってフレッシュな感じがしますし。
でもより大きな理由は「適切な価格がいくらかわからない。」からというのもあるんじゃないんでしょうか??

たとえばもし月々の携帯料金が突然2割値上がりして月20000円→24000円になったら、きっと高ーいと感じると思います。

しかし、これがマンションになると2600万が3500万になっても「どっちも大金」という感覚があるため、あまり価格のことを細かく感じなくなるのかもしれません。

じつはこれ経済心理学で「効用の錯誤」とか難しい言葉で説明されています。

つまり「むちゃくちゃ高い買い物になると、もともと大金という感覚があるのと実感が乏しいため、少々値がはっても買っちゃう。」というイメージです。

これは実に不思議なことで、日ごろスーパーで100円高い商品を切り詰めるしっかりものの奥さんが平然と1000万円割高なマンションを買ってしまうのです。

しかし逆に、マンション分譲業者にとってはこんなにオイシイ話はありません。ただでさえ高いマンションに割高な価格をつけても、お客さんが喜んで買ってくれるのですから。

バブルのころにマンションを1億円とかの高値で買って住宅ローン(当時は金利も高かった。)が返しきれず、売ろうにも値下がりで売れない・・・といった悲劇を耳にした方も多いと思います。

不幸なことに、そうした人の多くは別に金儲けのためにマンションを買ったわけではなく、
「一生住むところだから少々値が張っても買っちゃおう。」とまじめに考えていたと思われます。

こうした不幸な罠に落ちないためには、やはり一生住むマンションでも、適切な価格を考えることが必要です。
posted by たけ先生 at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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