2005年06月30日

振り込め詐欺の心理学〜パニックと決断

こんにちは。竹井です。

こないだのブログで、パニックと熱狂が最も投資の際に危険な心理状態である、と書きました。

今日はパニックがいかに危険かを振り込め詐欺を題材に考えてみたいと思います。

振り込め詐欺が報道されるたびに、
「何でこれだけ報道されているのにだまされるのかな??」
と思う人もいらっしゃるかもしれません。

あれはひとえにパニックのなせる業です。

振り込め詐欺団のマニュアルによると

「とにかく相手にしゃべらせるな。」
「息もつがずにしゃべろ。」
「考える間を与えるな。」

というのが鉄則のようです。

おとといのカウンセリングマウンドの話を覚えてらっしゃるでしょうか??

カウンセリングでは

受容→支持→共感により、相手に安心感を与えて落ち着かせます。それにより、相手は焦りから解放されて、落ち着いて自己の問題を見つめることができます。

またカウンセリングでは
「精神状態が悪いときに仕事をやめるときに重要な決断をしては行けない。」
という鉄則があります。

これも、精神状態が悪いときの決断は大体冷静さを失っているために、あとあと失敗することが多いという心理学からきています。

振り込め詐欺はまさにこの逆を行っているわけです。
「息子が痴漢をして捕まった!」
「あなたの子供が交通事故を起こした!」
「今日この瞬間に示談金を払わないと逮捕されます!」

などとまくし立てて冷静な判断力を失わせるわけです。
まさにパニックに陥っているから、騙されて振り込んでしまうわけですね。

このようにパニックは人間の冷静な判断力を失わせてしまいます。
では、株式投資におけるパニックはどのような局面で現れるのか??

次回はこの問題について考察してみたいと思います。



posted by たけ先生 at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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