2007年09月01日

8月リターン

長く暑い1ヶ月が終わりました。

今年は本当に猛暑でしたね。
職場から外に出る10分が辛いくらいでした。

対象的に相場はサブプライムショックで荒れまくりました。
円高も進んだため今月は皆様も痛手をこうむった方が多いのではないかと思われます。


8月リターン・・・ ー5.3%

年初来リターン・・・+18.4%

月次リターンはマイナスですがまあまあ底値で米国株、中国株を拾えた分マイナス幅が縮小された感じです。月の途中では-15%くらいいってましたし。

国別では円高が進んだにもかかわらず、日本株のリターンが抜群に悪かったのが印象的です。

サブプライムの痛手は最も少ないはずですが、国内景気の弱さが嫌気されているのか全く上昇気配を見せません。

ところで日本の経済マスコミの報道姿勢はどうなっているのでしょうか??
英語版のYahoo Financeを見ていると「日本の消費が大幅に低下」とか「日本は再度景気後退するのだろうか?」といったreuterやFTの記事を散見します。

ところが日本のマスコミは馬鹿の一つ覚えのように「堅調な景気回復が続いている」だの「日銀のシナリオによれば先々物価が上昇してくるため日銀の利上げは予断を許さない」だの大本営発表の御用記事を垂れ流しています。

アメリカが採用しているコアCPI(原油、生鮮食品を除いた消費者物価指数)は7月で-0.5%です。デフレは脱却どころか悪化しています。
与謝野官房長官にいたっては「物価が上がらないだけで不景気ではない。年金生活者にはいいことだ。」などと寝ぼけた発言さえしています。

こうした発言や統計に対して素直にマーケットが反応した結果が日本株の抜群の戻りの悪さだと思うのですが、それも日経によれば「改革後退を懸念した外国人売り」にすりかえられてしまったりします。

この程度の記事しか出てこない背景には横並び意識があるのか不勉強なのかはわかりませんが、日本の将来を考える上できわめて嘆かわしい現象であると思います。
posted by たけ先生 at 15:49| Comment(5) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
CPIが上昇しないからといって、物価が上昇しないなどという寝ぼけた発言をしている人間を見ているといつも思うのですが、町中で買い物をしたことが無いのでしょうか。
Posted by at 2007年09月01日 21:00
そうですね。
そもそもなぜデフレが悪いのかを原理にさかのぼって考えればエネルギーや原料の輸入価格をメーカーが転嫁しきれない物価上昇はきわめて悪いことなのは明白です。

問題は極めて悪い物価上昇がすでに起きているのに、まだ全体としてはデフレであることなのに「原油価格が下がった分CPIはマイナスだが先々物価は上がってくる」とか言ってる人を見ると頭が痛くなります。

原油が100ドルになったら「日銀のメインシナリオが確認された」として利上げするんでしょうか??
Posted by たけ先生 at 2007年09月02日 12:15
地方と都会そして供給過剰なものと資源や土地などの足りないものデフレとインフレの混在している状況が世界を混乱させてる気がします
私は量販店などを増やしすぎたためデフレが止まらないしメーカーも苦しんでいることや
駅ナカなどで大資本ばかりもうけて商店街に利益が落ちなくなっているし地方もイオンなどのせいで本社にしか税金が行かないなど金の流れがますます悪くなっていってるように思えます
Posted by fff at 2007年09月03日 07:48
某機械メーカーで働いていますが、
国内設備の生産はかなり冷え込んできている
と思います。(海外は変わりなしですが)
自動車だけでなく、液晶・プラズマテレビの工場
が、新たな雇用を促進し、内需を拡大していた部分がありますが、最近は大きな案件はどんどん減っています。
製造業に関わっているものからすると、内需系は、先行き不安ですが、政治的都合で、景気の減速感を感じさせない為に、ごまかしているようにしか見えません。

尚、TOPIXは、今回の暴落で高値から20%ぐらい落ち(per16倍)、戻りも弱いですが、高すぎた株価が適正水準に落ち着いただけと考えれます。
内需系は厳しいですが、TOPIXを構成する国際優良大型株(経団連銘柄)は伸びていくと思いますので、小型内需株との格差は大きくなっていくと思います。

Posted by at 2007年09月07日 01:05
景況感、同感です。
私も小型内需株は6月〜7月にかなりポジションを減らしてアメリカ株を買いましています。
TOPIXを構成する国際優良大型株(経団連銘柄)については伸びるのでしょうが、いままで不当な円安の恩恵を受けすぎていたので・・・。
むしろ通貨高に苦しんできた韓国や欧州企業のほうが先行きが明るいようにも感じます。

7月の先行指数が妙にいいのが気になるのですが、一過性のものでしょうかね・・?
Posted by たけ先生 at 2007年09月07日 20:56
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