2007年09月16日

今後の世界経済予測

こんにちは。

ここのところアメリカ株はFRBの利下げを期待して、堅調な値動きです。今週はFRB、ベアースターンズやリーマンなど投資銀行の決算など重要イベントが続くので要注目ですね。

良いシナリオとしてはFED利下げ→米住宅価格再上昇→住宅市場の混乱が収まる、といったところでしょう。
しかし05年〜06年にもっとも多く組成された住宅ローンがこれから金利上昇をむかえることを考えると残念ながら事態はあまり楽観視できません。
米国住宅問題は08〜09年ごろまで尾を引き、アメリカ経済はrecession入りする懸念が大きいと思います。

その場合FEDは不動産市況を救済するため、次々と利下げしてインフレ的政策を採用すると思われます。不動産というのは株と比較して大きなマーケットなのでじゃぶじゃぶにする必要性も大きいのです。
結果としてドルの価値は他通貨や石油などの実物資産、株式などに対して切り下がると予測されます。

方向性としては

為替→円高、ユーロ高、元高=ドル安

商品→上昇基調

株式→米国への輸出依存度が高い銘柄は厳しくなる。
反面、米国の輸出企業や今回の騒動を生き延びた金融機関は金融緩和の恩恵を受ける。BRICS内需株も上昇が期待できる



といった方向と考えられます。

今後の株式投資をする上ではこうした方向性を意識していこうと考えています。
国別にはBRICSのうち中国とブラジル、今まで円に対する過度の通貨高に苦しんできた韓国や欧州、あとアメリカの輸出企業や勝ち組金融機関が面白いかなと考えています。

日本株に関しては
@輸出企業が過度の円安の恩恵を受けていたこと

A消費者金融規制による信用収縮の影響が今後数年間にわたり継続すること(消費者金融規制はサブプライム問題と同じ類の問題です!いまアメリカで金融機関に今後永遠に金利20%以上の住宅ローン貸し出しを禁止したら貸し渋りの続発による住宅価格の急落は免れないでしょう。日本はそれと同じことをやってしまったわけです。)

B政府部門の債務が巨大なため、少し景気がよくなると端から増税や歳出削減をしなくてはならないこと(「改革」という言葉でごまかされていますが、増税も歳出削減も消費を冷やすので全て株価にはマイナスです。)

といったマイナス要素が満載しているので、今後とも大きな期待はできないでしょう。私は参院選直後に日本株は半分ほど売ってしまっています。日本株はポートフォリオの10%くらいになってしまっています。
ただし、マーケットはゆっくりと過剰反応するのでこうした悪材料による悪影響以上に売りこまれた株(ネットネット株など)は購入対象となりうるかもしれません。


追加購入銘柄 US

BAC Bank of America

BNI Burlingnton Northern Santa Fe

BRK.B Berkshire Hathaway

KO Coca Cola

JNJ Johnson and Johnson

PG Procter & Gamble

追加購入銘柄 emerging

DEM Wisdomtree Emerging Market High-yielding Equity Fund

131 HK Dickson Holdings

358 HK 江西銅業

550 HK Recruit Holdings

769 HK China Rare Earth

8058 HK Luoxin Pharma

posted by たけ先生 at 12:32| Comment(4) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブラジルに期待とおっしゃられていますが、どうしてもブラジル市場の出来高の激減がひっかかります。
確かに資源国でインフレも少し落ち着いて内需も良くなりそうなんですが、暴落後の戻り局面でも出来高がどんどん減っているようです。
今後期待されるなら出来高が増えそうな気がするのですが・・・。
Posted by at 2007年09月17日 03:23
日本株について、大変同感です。
既にマイナス面しか見えませんが、
株式売却益の課税も20%に戻すという
話も続いていますので、そうなってしまうと、
ますます冷え込んでくると思います。

ドル/円相場については少し難しいと思います。
(ユーロ高基調はほぼ間違いないと思います。)
ドル円の絶対金利差が小さくなっていきますが、
円自体も更に弱くなるので、一方的な円高は難しいかな?と思います。
ユーロ>>円≧ドルかなと思っています。

日本の内需構造を考えると、将来的にはジリ貧ですが、以前、竹井さんがおっしゃていたような大量の移民を受け入れるとか、根本的な内需拡大を考える時期に迫っていると思います。
日本人はホームバイアスが強く、日本株式ばかりの人が多いようですが、個人的には現在の日本は成長率から見たvalueは無いように感じます。
Posted by at 2007年09月17日 20:38
>私はあまり出来高は気にしていません。
04年〜05年の香港も出来高が少なく、あのころは
「日本株がこんなに儲かっているのに外国株をやっているやつは馬鹿。」というのがわりと一般的だった気がします。
ブラジルに強気な理由は資源国であり人口が増えていることですが、BRICSの中では相対的にいいほうだという程度です。ロシアはネガティブです。

>為替に関しても株に関してもまったく同意見です。現段階での日本株のvalueに関しても同意見です。まだ日本株独歩安がコンセンサスになりきっていない気がします。
日経が「世界で唯一取り残される日本株」とかSPAが「日本株を買うやつは馬鹿。」と書くあたりで購入を考えたいです。現段階では日経はまだ日本株に強気な記事を書いてますから。(笑)
Posted by たけ先生 at 2007年09月19日 10:46
こんにちは。
僕も資源が今後相当高騰すると思います。

SPAが「儲かる先物取引入門」を特集するまで、強気で買うつもりです。

ただエンロンの例もあるので、企業より商品そのものに投資するつもりです。
Posted by at 2007年09月20日 00:32
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