2005年08月21日

クイズの答え

こんにちは。
お盆休みで少しだけ、ほんとに少しだけ国内旅行に行ってきました。
あさってからまた仕事ですが、いい息抜きになりましたわーい(嬉しい顔)
その間もホリエモンが突然選挙に立候補したり、不思議な展開になっていますね。

で、とりあえず先日のクイズの答えです。

問題は

このまま日米の金利差が開いていき、ドルのほうが高金利になったら、他の条件が同じなら円ドル相場は理論的にはどう動くでしょうか??

@ドル高(円安)になる。
Aドル安(円高)になる。
B金利差による影響はない。

でした。

正解はAドル安(円高)になる

です。

なぜでしょうか??
ドルのほうが金利が高いと言うことは、どういうことでしょう??
今、ここで簡単な計算のために1ドル=100円だったとしましょう。
さらに簡単にしてドルの金利は年率5%、円の金利は超低金利を反映して0!としましょう。

すると10000ドル=100万円を持っている人は、
1年間米ドル預金をすれば10500ドルになるのに対し、日本円預金をすれば100万円のままです。

ある日アメリカが突然大幅に金利を上昇させて、何とドルの金利が年率10%になったとします。そうすると日米の金利差は10%に開きますね。
今度は1年間米ドル預金をすれば11000ドルになるのにたいし、日本円預金ではあいかわらず100万円のままです。

そうすると前は1年後の10500ドル=100万円だったのに、金利上昇後は1年後の11000ドル=100万円になるわけです。これを円を基準に考えると1ドル=約95円から1ドル=約91円に値下がりするはずです。
言い換えると1年物の外貨先物の交換レートが変わるわけですね。

これは理論的にはしごく当然です。
だって、もしも金利差が上昇しても交換レートが変わらないなら、全員ドル預金をするので、円で預金する人は一人もいなくなるはずだからです。

またマクロ的にみるならば高金利通貨はどんどん発行量が増えていくので、価値が下がっていくとも言えます。
このように教科書的には高金利通貨は下がっていくはずとされています。

ところが、こうした理論とは裏腹に現実には金利が上昇すると通貨も上昇したりしています。
なぜこうしたことが起こるのでしょうか??
次回はこうした問題を考えて行きたいと思います。

posted by たけ先生 at 00:30| Comment(2) | TrackBack(1) | 為替 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
え!?円高ドル安になったら、自動車株がマズイじゃないですか〜(汗)
じ・・・次回に期待せねば!
Posted by 銀自ホ at 2005年08月21日 13:20
間違っていたら恥ずかしいのですが、
このケースだと円安に動きませんか?
理論的には金利が高い方にお金は流れるはずなので、
もしドル金利があがって金利差が開いてくる場合は、
円からドルへの資金の移動があると思います。
それはつまり、円が売られドルが買われるということですよね。
それはつまり円安ドル高になるのではないでしょうか?
高金利通貨になっていく通貨の発行量については、
利子率↑→債券価格↓→債券魅力UP→債券需要↑→貨幣の資産需要↓となり、
出回る通貨量についてはむしろ減るような気がします。

書きながら混乱してきました・・・すいません。
Posted by hiro at 2005年09月08日 03:50
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