2005年09月13日

日本政治の対立点の変化 グローバリゼーション主義 対 反グローバリゼーション主義

こんにちは。
今回はバリュー投資の話にでも戻ろうと思っていたのですが、総選挙の熱気が冷めていない感じなんで、もう少し書いてみたいと思います。

医療福祉関係やゼネコン業界の将来には関係がありそうなので、少しお付き合いください。

まず、今の日本の政治の対立は
・保守対革新
・改憲対護憲
・右翼対左翼
という古い軸では対立していないと思われます。

しいて、新しい対立軸をあげれば

グローバリゼーション主義 対 反グローバリゼーション主義
ということになるかと思います。

グローバリゼーション主義というのは、市場原理主義や自由経済主義と言い換えてもいいでしょう。

この主義は
・なるべく政府の民間への関与を小さくする
・税金を安くする
・規制を緩和し、競争を促進する
・市場に任せる
・自由貿易派であり、国際ルールを国内理論より優先する
・福祉や公共事業などの支出を抑制する
といった特徴があります。

この主義者が好んで使うキーワードは小さな政府、活力ある経済、規制緩和、官から民、自由貿易といったところです。
この考え方をグローバリゼーション主義と呼ぶのは、グローバリゼーションにより資本や人員の移動が容易になり、企業が低コストを求めて海外進出を行うようになると政府の力に限界があり、市場原理を優先せざるをえなくなるからです。

別の言い方をすれば、あまりに賃金や法人税を国内で上げてしまうと、企業が税金や人件費の安い国に逃げ出してしまうからです。つまりグローバリゼーションというのは税金と人件費の値引き合戦と言えるわけです。

これに対して反グローバリゼーション主義反市場原理主義と言い換えることができるかもしれません。

この主義の特徴は

・政府が主導して公共事業を行うなど企業に対して保護的
・政府の民間に対する規制が多い(国民の権利、財産を守るためという建前が多い)
・税金、特に法人税と高額所得者に対する所得税が高い
・福祉や生活保護などの支出が手厚いため、貧富の差が開きにくい
・保護貿易的であり、関税をかけたがる(消費者物価はあがる)

という特徴があります。

この主義は福祉主義、保護主義と呼び変えてもいいかもしれません。

この考え方の人が好んで使う用語は
地方を切り捨てるな、貧富の差の拡大反対、日本の○○を守れ、外資の食い物にされていいのか、人に優しい政治、弱者に優しい政治といったものがあります。

この考え方を反グローバリゼーションと呼ぶのは、世界共通の言語としてのマネーや市場よりも、国内政治を重視する考え方が結果としてグローバリゼーションに逆行することが多いからです。

そして、マスコミでははっきり報じていませんが、この対立軸こそが今の日本政治の対立軸となっていると考えられます。

そして今回の選挙で「民主党の主張が小泉さんと何が違うかわかりにくい。」と言われている
のは民主党と小泉さんがこの対立軸では同じ側(グローバリゼーション側)にいるからに他なりません。

次回は日本の既存政党や政治家をこの軸に沿って分類してみたいと思います。
(株の話には次々回につなげる予定ですたらーっ(汗)
posted by たけ先生 at 12:50| Comment(0) | TrackBack(2) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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