2005年09月15日

日本政治の対立点〜そして資本主義社会へ〜

こんにちは。
過去2回にわたり、日本政治の対立点が 右翼 対 左翼 保守 対 革新 などではなく、

グローバリゼーション主義 対 反グローバリゼーション主義

であり、反グローバリゼーション主義を代々とってきた自民党がグローバリゼーション主義
政党に変容したことが総選挙の本質だと書きました。

そして、今回の総選挙の結果日本がグローバリゼーション主義に向かうことはほぼ確実になりました。

これからは小泉首相の発言とおり、規制は緩和され公共事業は縮減していき、累進課税は緩和されていくことになるでしょう。

それはとりもなおさず、日本がグローバリゼーションの中で資本主義社会になることを意味しています。

それでは来るべきとはどのような社会でしょう。

・貧富の差が開く 
例えば金融資産1億円を持っている人は年率5%で運用するだけで不労所得が500万生じます。
したがって「金持ちはますます金持ちになる。」わけです。これは小泉首相や竹中大臣のせいではなく、アメリカの陰謀でもなく、資本主義の本質です。

・規制が撤廃され、政府事業が少ない
例えば公共事業などは費用対効果が考えられ、採算性の悪いものは減少していくと考えられます。

・大部分の人の給料は下がる、もしくは上がらない
グローバリゼーションは自由貿易および労働資源の移動の自由化を前提としています。したがって、物価水準の高い国の国民は低い国の国民と比べて人件費がかさむので、付加価値をつけない限り高い給料はもらえなくなります。

 厳しい現実ですが、誰にでもできる仕事なら安い賃金で働いてくれる外国人の方が都合がいいわけです。ちなみにヨーロッパは通貨を統合してしまったためにさらにこの現象が加速し、フランスやドイツの失業率はとんでもない水準になっています。

・社会福祉サービスの自己負担は増える方向に行く
グローバリゼーション主義は小さな政府を志向する主義なので、原則として社会福祉を政府が丸抱えすることはしません。自己責任というやつですね。
さらに日本は空前の少子高齢化がすすんでいます。現在の水準で社会福祉を維持するためには税金を上げるしかないわけですが、どこまでも税金を上げると国際競争に負けてしまうためそれも困難です。

したがって、社会福祉サービスも縮小していくと思われます。

いやー、しかし、こうして書いていくといいことないですね!
筆者は決して反グローバリゼーション主義ではないのですが、国民の9割は損をする方向にいきますね。普通なら文句が出ますよね、これ。
現に今世界の様々な国で反グローバリゼーション主義政権が誕生しています。
韓国のノムヒョン政権やフランスの反EU運動、ひいてはアルカイダもこの流れの延長線上にあるといえるかもしれません。

こうして考えると国民の大部分がグローバリゼーション派を支持したのは奇跡のように思えます。
亀井さんが「さっぱりわからん。」というのも無理からぬところですかね。

やはりこれには小泉 純一郎首相というカリスマの存在によるところが大きいのでしょう。
予定をちょっと延ばして次回は小泉 純一郎を心理学的に考察してみたいと思います。
posted by たけ先生 at 17:14| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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