2005年09月20日

小泉首相の心理学的考察A

こんにちは。
前回前々回と「なぜ小泉首相は国民の多数に不利益となる政策を掲げているのに、人気が持続するのか??」を考察してみました。

今回はその続きです。

A一つのテーマだけを繰り返して訴える

「大衆は論理的に思考しない。動物と同じように彼らは狂信とヒステリーに駆られて前進する」

「大衆は賢くない。難しいことを聞いても良く理解できないし、冷めやすくすぐに忘れてしまう。単純なことを繰り返し繰り返し、批判や雑音を徹底的に無視して とにかくひたすら繰り返し、大衆に向かって訴えれば必ず支持を得る。 」

「嘘も百回つけば真実になる。そして大衆はより大きな嘘の犠牲になりやすい。」

これは1930年代にヒトラーが主張したことですが、今日なお光り輝く名言です。

今回の選挙の小泉首相の大勝の原因はこれでしょう。

民主党の岡田前代表についてメディアは「わかりにくい。」「難しくて何を行っているかわからない。」「日本をどうしたいかが見えてこない。」などともっともらしく批判していました。

しかし、郵便貯金と財投債の関係や年金一元化と税方式の話がわかりやすいはずがありません。こんな話を大衆にわかりやすく街頭演説で説明することなど不可能です。

従って、もっとも効果的な手法は都合の悪い話や難しい話はすべて省いて簡単な小学生でもわかる話を繰り返し繰り返しすることです。

今回の選挙で自民党に投票した20台の有権者が

「難しいことわかんないけど、小泉さん、かっこいいじゃん。郵政民営化するとみんなよくなるんでしょ??あと自民党の悪いやつ追い出したんだよね??そういうのってクールな感じ」

と言っていたそうです。これに眉をひそめたり、前途を嘆くのはヒトラーの言う「愚かなインテリ階級」に任せておけばいいわけで、このオニイチャンの発言は今も昔も変わらない民主主義の本質です。

そして、小泉首相は直感的にか勉強したのかこの本質を素晴らしく理解しています。
「ワンフレーズ=ポリティクス」は邪道でもなんでもなく、民主主義の本質なのです。
posted by たけ先生 at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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