2005年06月10日

新築マンション〜高いものほど無茶な値段でも買いたくなる??

こんにちは。竹井です。
ここ数日ほどマンション話をちょこちょこ書いてみました。

マンションを買う人の多くは、不動産のトークみたいに税金対策ではなく居住用だと思います。で、そうしてマンションを買うんだから別に利回りや損得なんて気にしない人も多いと思います。そうして買うんだからマンションなんていくらだっていいじゃん!という突っ込みを友人からいただきました。

まあそうなんですが、ひとつ注意点。うちにも

「マンション買いませんか!頭金ゼロでもOK!」

みたいなビラがよく来るんですが、去年新築マンションが大体3500万くらいで販売していたのに、今年は同じマンションの同じような部屋(売れ残ったのかな??)がなんと2600万円で販売していました。

1年で900万の値下がり!

これは別に地価が下がったからではなくて、日本のマンションでは

新築の2文字で価格が2割増

になるからなんですねー。うーん。それだけ新築マンションがみなほしいのかな??

でも実際どうでしょう??新築マンションも1年住んだら築1年のマンションですよね。
買ってずっと住むのなら10年たてば築10年です。

それに部屋を借りるとしたらどうでしょう??
かりに自分が部屋を借りるなら、新築も築1年もあまり気にしないような気がします。
機能の違いとかもないわけですし。住宅ローンを組んで買うならローン期間が10年か12年か変わるんでやっぱり大きいですよね。

ではなんで新築マンションを2割増の価格で皆さん買うんでしょうか??
やはり「新築」という言葉に魅力があるからでしょうか??

たしかにそれもあるかもしれません。やっぱり他人の手垢がついていないってフレッシュな感じがしますし。
でもより大きな理由は「適切な価格がいくらかわからない。」からというのもあるんじゃないんでしょうか??

たとえばもし月々の携帯料金が突然2割値上がりして月20000円→24000円になったら、きっと高ーいと感じると思います。

しかし、これがマンションになると2600万が3500万になっても「どっちも大金」という感覚があるため、あまり価格のことを細かく感じなくなるのかもしれません。

じつはこれ経済心理学で「効用の錯誤」とか難しい言葉で説明されています。

つまり「むちゃくちゃ高い買い物になると、もともと大金という感覚があるのと実感が乏しいため、少々値がはっても買っちゃう。」というイメージです。

これは実に不思議なことで、日ごろスーパーで100円高い商品を切り詰めるしっかりものの奥さんが平然と1000万円割高なマンションを買ってしまうのです。

しかし逆に、マンション分譲業者にとってはこんなにオイシイ話はありません。ただでさえ高いマンションに割高な価格をつけても、お客さんが喜んで買ってくれるのですから。

バブルのころにマンションを1億円とかの高値で買って住宅ローン(当時は金利も高かった。)が返しきれず、売ろうにも値下がりで売れない・・・といった悲劇を耳にした方も多いと思います。

不幸なことに、そうした人の多くは別に金儲けのためにマンションを買ったわけではなく、
「一生住むところだから少々値が張っても買っちゃおう。」とまじめに考えていたと思われます。

こうした不幸な罠に落ちないためには、やはり一生住むマンションでも、適切な価格を考えることが必要です。
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2005年06月08日

マンション押し売り電話

こんにちは。竹井です。
昨日のブログで、不動産市況のことを書いてみました。

なんで私がこの問題に関心を持ったかといいますと、不動産屋の営業電話なんですね。

あれは私が医者になりたてのころ(遠い目)、民間病院の当直をやっていますと当直室に事務当直さんから電話がかかってくるわけですね。

「すいません、××大学の斉藤さんという方からお電話です。」
(斉藤??医局の新しい秘書さん?)とか思って電話を取ったのです。
 
 すると野太い声で
「私、今××大学の方でもマンション販売をご案内させていただいている○○不動産の斉藤と申しますが、実は今ドクターの先生方(?)に、住民税をお安くするための素敵なご商品としてのマンションをお勧めしているんですが〜。なんと!大阪の新築マンションですがこれが今〜」とまあ聞きもしないのに連続でまくし立てるわけです。

 ほっとくと何と3分くらい話し続けるわけです。
 でまあ、いかにマンションを買うと税金が安くなるかとかそんな話をしているわけですね。
 
 あのなあ、そりゃ減価償却で確かに1年あたりの税金は安くなるかもしれんが、そりゃ年々価値が下がってるからだろ!!
 大体20年間マンションの賃料は下がらないのか!
 つーか、根本的にあんた全然××大学と関係ないじゃん!!

みたいに突っ込みどころ満載なわけですね。

まあ、彼らもノルマがあって電話かけてるんでしょうけど。

しかーし、そもそも人に売りつけようとするのは自分たちが在庫抱えて賃貸するより売ったほうが儲かるからですよね。ということはこの電話をかけさせている会社は、自分たちが立てたマンションの今後20年間の不動産の賃貸収益を大いに疑っているわけですよね。

プロの彼らが疑うのに、果たしてそのマンションを買って素人である「ドクターの先生方」が利回りを得られるのか??まったく疑問です。

昨日不動産とインフレヘッジの話を書きましたが、こうしてインチキ勧誘電話とかの背景を考えると結構不動産賃貸業も素人がやるには敷居が高そうですね。
posted by たけ先生 at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月07日

インフレと不動産

インフレヘッジといえば、不動産。
不動産といえば、インフレヘッジ。

ほとんど不動産屋さんの決まり文句になっています。

電車の中吊り広告にもありますよね。
「このまま家賃を払い続けても何も残らないと知りました。」みたいな。
そっかー、そのとおりだ!というわけで皆さん住宅ローンを組んで(借金して)住宅を購入するわけです。

確かに今の低利率ならいいような気がしますが、借金して買う以上は普通は将来の価格上昇を考えた上で買っているんだと思います。

では、これから日本の不動産価格は本当にふたたび上昇するのでしょうか??特にインフレが起こった場合に地価はそれに付随して(もしくは上回って)上昇していくのでしょうか??

土地の価格は結局、その土地の上にたつ建物(林や田んぼでもいいのですが)の生み出す価値から決定されていきます。例えば賃料(家賃)とかですね。
そうすると、インフレになったときに家賃もそれに付随して上がっていけば、地価は上昇すると思われます。
(逆に言うと、賃料が大して上がっていないときに地価だけが上昇していったら危険信号かもしれません。バブル最後のときの日本の不動産の賃貸利回りは1%以下!だったそうです。)

では本当に日本の賃料は上がっていくんでしょうか?
インフレが起こった場合、今家賃8万円の新築マンションと同ランクの新築マンションに20年後は10万円でないと済めなくなるんでしょうか?

これはわかりません。神のみぞしるですね。確かに人間どっかにすまなくてはいけないので
需要があれば賃料は上がっていくのかもしれません。

しかし、これから日本は周知のとおり人口が減っていきます。よく考えてみると一人っ子同士が結婚した場合、親の家が二つあるのでそんなにマンションとか持ち家とかはいらなさそうな気もします。

都心の地価は上昇傾向のようですが、これもREIT資金が流れ込んでいるためマンション建築ラッシュが起こっており、マンション用地取得のために地価が上昇している側面もあるようで、必ずしも実需を反映していないかもしれません。というか、本当にあのマンション全部埋まるのでしょうか??

REITは資金がある以上、不動産に投資しなくてはなりません。ちょうど投資信託がどれだけ相場が上昇しても株を買わなくてはいけないのと同じように、です。

してみると、インフレが起こっても賃料がそれに付随して上がっていくかは結構微妙な感じがします。

結論的には不動産は債権よりはインフレヘッジになりそうだけど、日本は需要も弱まっていきそうなので、結構微妙である。となるでしょう。
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2005年06月04日

インフレヘッジは何か??

こんにちは。竹井です。
今日はインフレヘッジの話の続きです。

おとといのブログで

「債券はとてつもなくインフレに弱い。したがって銀行へのデットである預金もとてつもなくインフレに弱い。」

という話を書きました。

ではインフレに強い資産は何か??
というのが今日のテーマです。

@株
 株は一般にはインフレに強いといわれています。
 なぜなら、インフレにより貨幣価値が下がっても、企業はそれを製品価格に転嫁させられる(物価が上がるということは企業が得る製品の値段が上がるということですからね。)
 ので、株価にインフレは中立もしくはプラスだというのがその論拠です。

 ところが、これは一般に正しいものかどうかはわかりません。
 グレアムの「賢明な投資家」によると次の三つのことが統計的に明らかだそうです。
 
 1:インフレは基本的に企業収益を改善はさせない
 2:インフレの年はおおむね株価はインフレ率を上回って上昇したが、1/5の年では
   株価の上昇率はインフレには勝てなかった。
 3:インフレ率が高すぎる年は企業収益はむしろ減少し、株価も下落する傾向があった。

 ここから考えられる結論は
 「企業はおおむねインフレを製品価格に転嫁できるので、収益にインフレは中立であるが、
  インフレ率が高すぎると製品価格に転嫁しきれず、企業収益は下がる。」
 ということではないかと思います。特にインフレ率が高すぎると消費者の購買能力も落ちて いくと考えられるためこの結論は納得がいくかと思います。
 
 結論:株はおおむねインフレヘッジになるが、特にインフレ率が高すぎる場合はそ        うとも言い切れない。

A商品(特に金)

 金もインフレ対策資産としては人気があります。
 ところがグレアムは金価格がインフレ率に伴って上昇するという統計はない、と否定的で  す。またバフェットも素材はインフレヘッジにはならない、と述べています。

 日本の金価格で考えても、1960年以降の高度成長とインフレにもかかわらず金価格はそれに
 伴う上昇を見せていません。こう考えてみると金は必ずしもインフレヘッジにはならないの
 かもしれません。

 ただし、金はインフレというより、通貨不安が起こったときに真価を発揮します。実際過去 にはスタグフレーション局面で金は安定していたとも言われています。

 こうして考えてみると金はインフレヘッジというよりは資産リスクを分散させるものと言え るかもしれません。なお、金を買うときは手数料の高い現物ではなく、貴金属会社の株やそ のファンドを買うのが良いでしょう。

 結論:金は必ずしもインフレヘッジにはならないが、不況局面や信用不安局面では        爆発的に上昇することがあるため、少量保有してもいいかもしれない。い/strong>

 
posted by たけ先生 at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月01日

インフレとデフレ3〜デフレヘッジとインフレヘッジ

こんにちは。竹井です。
昨日のブログでは貨幣錯覚について語ってみました。
今日は、ではインフレに対応するにはどうすればいいかを考えてみたいと思います。

まずインフレの逆で、デフレに強い資産から考えて見ます。

これはずばり債権ですね。
デフレはほうっておけば段々物の値段が下がる状態です。
つまり言い換えると段々ものに対するお金の価値が上がっていく状態です。
ということはただお金を持って減らないだけで、段々相対的にはお金持ちになっていくわけですね。
反面、デフレでは不動産価格はたんたんと下がっていきます。またデフレは製品価格が落ちることなので、普通は企業の売上高→利益も落ちるため株式も徐々に下がっていきます。まさにこの10年間日本で起こったことですね。

というわけで、この「失われた10年」では株や不動産投資をしていた人はみな大損をした反面、元本保証の銀行預金をしていた人が笑ったわけです。しかし、さらに考えてみると銀行預金とは結局のところ銀行への貸付(デット=債権)に他ならないわけです。

そう考えてみると、国債などの安定債権はどうだったのでしょう??バブルの最盛期は10年物国債の利率がなんと8%にも達していました。もしも、そのとき資産の50%を国債に振り分けていたら、満期には倍以上の額面になって帰ってきた上に、デフレのため実質価値はさらに上昇したわけです。

このように額面が保障されている(信用度の高い)債権はデフレ下では無敵の強さを誇ります。しかし、これを逆から言うと債権(=預金)はとてつもなくインフレに弱いともいえます。実際インフレ時の債権価格の値下がりはそれはすごいものです。いくら額面が保障されていてもインフレ下ではその金額の価値が全て吹っ飛んでしまうわけです。

このように
債権はデフレに強く、インフレにきわめて弱い
ということは明らかです。

ではインフレに強い資産は何なのでしょうか??ここで株にきまっとる!という突込みが入りそうですが、かならずしもそうでもない側面があるようです。次回はその辺に触れてみたいです。
posted by たけ先生 at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月31日

インフレの恐ろしさ〜貨幣の錯覚

こんにちは。竹井です。
昨日のブログでインフレの恐ろしさについて触れてみました。

これは心理的にも裏付けられます。

簡単な心理テストで
@2%のインフレ下で給料が20万から20万2000円にあがる
A2%のデフレ下で給料が20万円から19万8000円に下がる

どちらがうれしいですか??

と聞くと(知識の問題もあるでしょうが)多くの人は@と答えるようです。
しかし、インフレ率を考慮すれば望ましい答えがAであるのは明白です。
(実質的には@は1%の減収、Aは1%の増収に相当します。)

こうした心理的バイアスを専門用語では貨幣錯覚といいます。
単純に額面が増えているほうがうれしいというのは非常に抗いがたい心理ですが、実際はそうでもないわけです。

振り返ってみるとバブルのころは給料も上がりましたが、土地価格や消費者価格も増大したため、結構生活実感としては苦しかった方も多いのではないでしょうか??

これに対し「失われた10年」では給料が増えないため主観的には貧しい気分ですが、あまり生活実感としては(失業しない限り)変わらない、という方も多かったのではないかと思われます。これはデフレのなせるわざなわけです。

こうしたインフレとデフレの問題は投資をする上では避けられない問題だと思いますので、もうちょっと取り上げてみたいと思います。
posted by たけ先生 at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月30日

インフレに注意!

 こんにちは。竹井です。
 昨日のブログでは投資の目的について触れてみました。
 私の投資における目的は基本的には

 投資によるインカムゲイン+キャピタルゲイン>生活費

の状態になることで、経済的自由を達成することです。
(あくまで投資における目的です。人生の目的はまた別にあります。)

しかし、経済的自由を目指した長期投資をする際に必ず考慮に入れなくてはならないことがあります。

それはずばり インフレ です。

90年代以降の日本のように10年以上デフレが続くと
「インフレ??どこの国の言葉??」
となってしまうかもしれません。

しかし、
「傘は晴れた日に買え。」「山高ければ谷深し。」
という相場格言もあります。

 むしろ、経済の長いサイクルから言えば今長いデフレが続いているからこそ、次はインフレが到来するのでは・・と考えるべきでしょう。
 インフレの影響は想像以上に重大です。年金の議論などでも、「今の高齢世代は自分たちの掛け金の××倍も給付を受けている。」と槍玉にあがることがあります。
 それだけ聞くといかにも高齢世代が得してそうですが、しかし。

 資本主義社会では今日の1万円と10年後の1万円の価値は通常違います。もちろん今日の1万円のほうが価値があります。なぜなら普通は経済が成長すれば緩やかにインフレ傾向になっていくからです。このことからも日本の失われた10年が例外であることといえます。

 例えば1965年の大卒者の初任給はわずか数万円でした。これに対して今日若年労働者の賃金が低下している、と声高に叫ばれていますがそれでも大卒者の初任給は15万円以上はあります。
 もちろん実質購買力は技術革新の影響を受けるため、一概にインフレ率だけでは論じられません(デジタル家電や携帯電話がすぐ安くなるように)が、少なくとも1965年の1万円が今の1万円よりはるかに価値があったのは間違いないところであると思われます。

 この観点はきわめて重要です。

投資によるインカムゲイン+キャピタルゲイン>生活費

にするためには結局生活費がいくらかかるかがポイントになります。
 
 著明な「年収300万円時代を生き抜く方法」という本があるので、今日の世帯あたり生活費を300万円、ちょっと裕福な生活にかかる世帯あたり年間生活費を世帯あたり800万円とします。すると2億円の金融資産を年利4%で運用できれば目標達成です。

 が、しかし!長期投資により私やあなたが20年後に例えば金融資産3億円、金融資産からのインカムゲイン1500万円を達成したとしても、そのときには1年間の世帯あたり必要生活費が1000万円と今日の3倍以上になっているかもしれません。そうするとちょっと裕福な生活にかかる世帯あたり年間生活費は約2700万円!

 全然経済的自由は達成できないわけです。したがって、インフレリスクの評価は常に投資家にとって重要になってきます。明日以降ももうちょいこの話題を取り上げていきます。



posted by たけ先生 at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月29日

何のために投資をするのか

 こんにちは。竹井です。
昨日も触れたのですが、「賢明な投資家」を読み直してみました。
その中でグレアムの「投資においてたいていの場合、敵は市場ではなく、自分自身である。」
との言葉はまさに金言で、今日に於も最も重要なポイントだと思います。

 そこで重要なのは、投資をする目的です。もちろん「資産を増やすこと。」が第一なのでしょうが、
 なぜ
 いつまでに
 いくらくらい
 どう使うか
といった目標がないと、どうしても短期的な資産の増減、特に下落におけるパニックに心が打ち勝てない可能性があるからです。

 ちなみに私の目的は
 経済的自由を獲得するために
 45歳までに
 不労所得1000万を獲得して
 お金のことを考えずに仕事や充実した人生を送りたい

というものです。年10%〜12%で運用できれば達成できそうですが、山あり谷ありという感じですね。
posted by たけ先生 at 14:35| Comment(0) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月27日

賢明なる投資家

 こんにちは。竹井です。
 たまには勉強しないとと思って、グレアムの「賢明なる投資家」をもう一度読み直しています。といってももうこれで4回目なんですが、読み直すために本当に勉強になります。
 読むたび読むたびにグレアムの主張が今日においても全く輝きを失っていないことが本当にすごいです。
 医学の世界は日進月歩なんで、以下に偉大な科学者の言うことでも、30年前の話は陳腐になってしまいます。ブラックジャックはCTとかエコーとか大嫌い!とか公言してましたし。(笑)今なら医療訴訟もんですね。これに対して、投資はグレアム大先生のお言葉が今もそのまま通じます。
 「熱狂は他の世界では偉大な成功の原動力となるかもしれませんが、ウオール街では常に破滅に通じるものなのです。」という言葉はいつの時代もあてはまる金言です。
 何世紀たっても人間が戦争をやめられないのと同様に、根拠なき熱狂と恐怖感からの集団パニックは千年先まで続いていくものなのかもしれませんね。
posted by たけ先生 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月26日

損きりの心理学2〜企業不祥事とも関連して。

 こんにちは。いやあ、しかし軟調な日々ですね。
 私のPFも今週は軟調でした。しかし、割安な価格で買っていると考えているので、今のところ売る木はまったくありません。
 
 ところで、こないだのブログで「人間は損失を確定するのに非常に強い苦痛を感じる。」
と書いたのですが、これは個人だけでなく企業にも当てはまります。いや、むしろ責任を持たねばならない個人よりも責任の所在が不明確な企業のほうが損失を確定して直面することに抵抗が強い気がします。

 損失を確定してしまうと発表しなければいけなかったりして、責任を問われかねないのに対して、含み損にしておけば(減損会計が導入されなければ)損失は表面化しないからです。その結果さらに株価はずるずると下落を続け、さらに含みが拡大してしまったのです。
 
 こうした問題の先送りにはその根底に「不愉快な事象を確定させたくない。」という苦痛回避原理が働いています。その結果、例えば燃える車を売ってもリコールしない、いつまでも回収見込みのない債券を損失処理しない、食中毒を起こしても開き直る、といった社会的に不適切な先延ばしをする羽目になり、結局企業の存続すら危うくなるわけです。

 組織は個人が集まって組織になるわけであり、個人個人の心理のバイアスは結局組織に反映されていくわけですね。バリュー投資家としてはできればこういう企業の風土というか文化を知ってから投資したいのですが、なかなかか弱い個人としてはそこまでの定性的評価がしにくいです。でもそういうことを言い訳にしないで、労力を惜しまない投資家が結局市場に勝っていくのでしょう。
posted by たけ先生 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月25日

バリュー株軟調

こんにちは。竹井です。
ここんところ日本株はずっと軟調でアメリカが下げれば下げ、上げても下げてます。
ダウやS&Pが上げてるときに日本株が下げる理由がまた傑作で、アナリストによると
「そろそろ今日当たりダウも下がるだろうと思って日本株の買いにつながらなかった。」
だそうです。

超能力者か!あんたら。
というか今日ダウが絶対下がるとわかっているなら、日本株なんかやってる場合じゃないでしょうに。その余剰資金で全力でアメリカ株の空売りをするべきでしょう。(笑)

まあ、要するに日々の株価の上げ下げにはほとんどの場合、明確な理由がないわけですね。
株価はランダム=ウオークする、と言われるゆえんです。
あるのは何となくなムードとか雰囲気とか心理的なやりとりで、このブログもその辺を取り扱っていきたいと思います。

それにしても最近目立つのはいわゆるバリュー株といわれる小型割安株の軟調さですね。
例のタワーの清原さんの納税額が大々的に取り上げられたあたりから、タワー銘柄というか小型バリュー株は軟調な展開を見せています。巷言われているようにタワーが売り抜けているかどうかはわかりませんが、にわかバリュー投資家が見切売りしているのも事実なようです。

 最近バリュー投資家の間で人気が高いフージャースやファースト住建の爆下げもその辺が理由なのかもしれません。
 もっとも、こうした状況こそバリュー投資家には歓迎すべき状態です。私もバリュー株が次々上がっていくのを見たときには「やはり市場はこのまま効率化されてしまうのか?」と不安になっていましたが、どうやら杞憂に終わりそうです。やはり人間のバイアスはそんなにすぐには解消されないということでしょうか。

 いずれにしてももう少し下がるのを待ってバリュー株を買いましていこうと思っています。

posted by たけ先生 at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月24日

利食いと損きりの心理学的考察

 こんにちは。竹井です。
 希望格差社会のことを熱く書きすぎて全然ブログタイトルの心理学を書いていなかったので
ちょい心理学のことも書いて見ます。

 相場格言でよく「利食い千人力」といいます。それに対してデイトレードの本なんかではよく「必ず、ストップロスオーダーをつけろ。」と言います。いったい、利食いと損きりはどういう風にすれば良いのでしょうか?

 もちろん一概には言えませんが、心理学的には戒めがあります。
 それは一言「損は早く切れ、利は伸ばせ。」です。
 
 なぜかというと、人間は基本的には100万円の損失による苦痛のほうが100万円の利益による
喜びより大きいといわれています。もちろん10億円金融資産がある方なんかは100万円はへっちゃらでしょうから、そういう方は100万円を1億円に変えてみてください。(笑)
 
 すると得をしているときはさらに得することによる喜びよりもそれが失われる苦痛のほうが大きいため、早く利食いたくなります。
 逆に含み損が出ているときにはさらに損失が拡大する苦痛よりも損失がなくなる喜びのほうが大きいため、なかなか損失を確定することができず、ずるずる含み損が拡大していきます。

 当たり前ですが、マーケットは我々一人ひとりのプレーヤーの心理を考えてくれません。
損失への恐怖も利得への喜びも考えてくれません。そうではなく我々のほうが自分たちの感情通りにマーケットを解釈してしまい、早く利食って含み損を損切れなくなってしまう傾向があるのです。


 そんなことは百も承知だ!と思っているかたもいらっしゃると思いますがバブル崩壊後の銀行や機関投資家の行動を見ればなかなか笑えない教訓です。くれぐれも忘れないようにしたいものですね。
posted by たけ先生 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月23日

希望格差社会

 昨日の私のブログで、推薦書籍をいくつか書きました。
 その中で一押しがこの「希望格差社会」です。月並みですが、私はこの本を読んで本当に感動しました。
 もともと、著者の山田先生は「パラサイトシングル」という言葉を指摘した気鋭の社会学者ですがその鋭い視点はここでも存分に生かされています。
 本書の優れているところは学力低下、フリーターやニートの増加、所得の二極化、晩婚化、少子化、離婚の増大、治安の悪化といった現代日本が抱える問題(というより毎日新聞やテレビで扱われる問題)は、決して不況が原因ではないと指摘した点です。
 これらの問題はグローバリゼーションによる社会の構造的な変化が原因です。

 単純に言うと
 グローバリゼーションにより、物流や上方の流れが速くかつ低コストになる
→企業は工場を労働コストの安い海外に移転する。
→そのため先進国の労働者が高コストを稼ぐには付加価値が必要
→しかしITに代表されるニューエコノミー産業はもともと少数の専門家やクリエイティブな人が多くの収益をあげる構造になっており、たくさんの労働力は必要ない
→そのため先進国の労働者では10%の高所得、高付加価値労働層と90%の低所得層への二極化が起こる
→このため、10%に入れない(と思ってしまう)子供たちは勉強しても報われないと感じるため勉強しなくなり学力低下が起こる
→さらに男女とも結婚すると生活コストが増大し、パラサイト時代の生活水準を維持できないと感じるため晩婚化、少子化が進む

といった流れです。

 非常に厳しい内容ですが、「良薬は口に苦し。」の例えどおりまさしく正しい見解だと思います。我々も株式投資に限らず、日本で生きていくためにはこの内容を深く考えていかないといけないと思いました、はい。
 しかし、あらためて書いてみると本当に夢も希望もない世の中といった感じですね。でも投資における「総悲観は買い。」と同じように、こうした苦しい環境にこそ明日へのチャンスが
眠っていると信じてがんばっていきたいですね。
posted by たけ先生 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月22日

投資に役立つ推薦書籍

こんにちは。竹井です。
実に久々に2連休。やっとゆっくりと休めるかと思いきや、午後から友人の結婚式の披露宴です。おめでたいことなんですが、たまーの休みが新郎の職場の長々スピーチでなくなっていくかと思うと(涙)いやいやそんなことを言ってはいけません。

今日は投資関連、心理学。社会学関連で良い書籍がないかと思ってamazonからピックアップしてみました。
どれも素晴らしい名著です。大げさでなく私の人生を変えてくれた本ばかりです。
時間があれば是非読んでみてください。

@「バフェットからの手紙」はいわずと知れたバリュー投資の神様、ウオーレン・バフェット様の金言をまとめたものです。会計、M&A、安全域、ブリッジ企業、経済的のれん、長期投資の真髄、企業保有、インフレヘッジ、リスク評価・・・。などどこを開いても目からウロコがぼたぼた落ちる感覚です。本当に素晴らしい良著です。

A「ウオール街のランダム=ウオーカー」は逆に効率的市場仮説の立場から記述されたものです。バブル形成→崩壊の歴史とその心理的メカニズムの記載は圧巻!特に日本のバブルの崩壊
を外国の教授が客観的に記載しているのが印象的です。「確かにあの時、日本はうかれていた。」と再認識させられました。
 効率的市場仮説、特にセミ=ストロング、ヴェリー=ストロングモデルは本当かな?とも思いますが、「PERの高い株を買ってはいけない。」この教えは生涯守っていこうと思います。

B「福袋銘柄」は日本を代表する(?)ネットバリュー投資家角間さんの書籍です。日本にもようやくこうした素晴らしいバリュー投資家が現れてくれました。グレアム流の安全域、財務諸表の見方だけでなく、行動ファイナンスやアノマリーの記載も秀逸です。

C「行動ファイナンス」はこのブログのテーマにもなっていますが、とても興味深いです。
 「合理的な投資家だけなら市場は速やかに効率化されるが、人間がそんなに経済的に合理的
 なわけがない。必ず心理的バイアスが存在する。」この主張には誰もが納得すると思います。

D「希望格差社会」投資に関する本ではないのですが、とにかくとにかく面白いです!!
 フリーター、ニート、晩婚化、少子化、学力低下、犯罪増大、モラルの低下・・・。今現在日本で起こっているこうした社会現象の背景が目からうろこが落ちるようにわかります。
 イチオシです。この本の内容の秀逸さはとても一日では書けないのでまた次回ご紹介します。
posted by たけ先生 at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月21日

円高一服〜外為の謎〜

 ついにNYで1ドル=108円台がつきました。昨年10月から米国の「双子の赤字」に対する懸念と中国の人民元切り上げ懸念からドルが得られてユーロと円が買われて、以降円相場は102円〜108円でずっとレンジしてきました。

 しかしここにきて
@中国の人民元切り上げが少し伸びそう
Aヨーロッパの景気が思ったより減速している
といった要因によりドルが買われています。

 しかし外為ってほんと不思議ですね。だって、米国の「双子の赤字」の問題って全く解決してないですよね・・・・。中国の人民元も、普通に考えたら切り上げのタイミングを計っていて、ある日突然やりそうな気がしますよね。
 ユーロの財政規律により、ヨーロッパが充分な財政政策が取れないことはもともとわかっていたことですし、ユーロが最高値を更新している期間にすでに今期のEU諸国の景気減速はかなり予測されていました。

 そう考えると何もファンダメンタル的には意外なことはないんですよね。市場が効率的なら全て織り込まれていないといいけないと思うんですが、実際にはそのときそのときの期待感と不安感が合計されて価格が決定されるのでしょう。しかも、たいていの人間はそこまで合理的には動けないため、そのときそのときで価格が変動していくわけです。

 こう考えると人間心理って本当に不思議なものだなと感じます。
posted by たけ先生 at 12:39| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月19日

祝!長者番付廃止

月曜日のブログで、長者番付は廃止すべきだ!とブログに書いたら
なんと!本当に長者番付は廃止の方向で決定となりました。
ソースはここです。
   ↓
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050517AT1F1702317052005.html

まずは本当によかったです。これで悪徳勧誘や宗教の寄付のお誘いも減るでしょう、うんうん。
長者番付1位のマネージャーはタワー投信の人なんですが、タワー銘柄って結構バリュー投資家に人気の銘柄が多いんですよね。

私自身のポートフォリオにも結構かぶってたりします。
日本金銭機械とかシチエとかファースト住建とか。。
ちまちまバリュー投資をやっている人間から見ると、あのファンドくらい資金があればなあなどとついうらやましくなります。しかしこれだけバリュー小型銘柄のリターンがいいということが周知されるとバリュー株は上昇し、完全に市場が効率化されないまでも昔日のような高いリターンは期待できなくなるかもしれませんね。
 少なくともネットネット銘柄は日本ではもうかなり少なくなっているようですし。といって次の暴落局面まで貯金して耐えるというのも今の低金利の下ではとても効率がいいとはいえませんしね・・・、
 バリュー投資家にとっては数少ない収益銘柄を今まで以上に厳しく探さなければいけない時代なのかもしれません。
posted by たけ先生 at 17:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月17日

長者番付1位のファンドマネージャー

 こんにちは。竹井です。
 昨日のブログでファンドマネージャーが長者番付1位になったことを書きました。
これまでの不動産屋さんや芸能人、パチンコ屋さんといった定番に加えて今年はファンドマネージャーが脚光を浴びました。
 それ自体はまあ世の中の人の金融に対する知識が増えることでいいのかなあと思うのですが、気になったのは
「なんで100億円もマネージャーが抜いているんだろう??一体いくら儲けたんだろう。」
 ということです。
 そこでファンドマネージャーの報酬体系を調べて見ました。
http://www.dir.co.jp/consulting/report/pension/pension-mngt/04050102pension-mngt.pdf
 
これを見るとマネージャーの報酬は

 ファンドの資産残高の1%+運用益の20%(!!!)

 だそうです。これはすごいですねー。だって20%ですよ。20%!!

バフェットの手数料が5%であることを考えると4倍!!

 逆に言うとヘッジファンドに投資する人は利益が出た場合20%マネージャーに上納して、売却した場合はさらに課税されるわけです。損失が出た場合はファンドマネージャーは追加報酬がもらえないとか、場合によっては解雇とか言われていますが、投資家には救済はないですからね。しかし、2割も抜かれる投資商品か・・・。まあ不動産譲渡税とかも高いけど。

 どうなんでしょうか??私はこの記事を読んで、改めてアクティブファンドに投資するのは非効率だな、と再実感しましたが、みなさんはいかがでしょうか??
posted by たけ先生 at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月16日

長者番付は廃止して欲しい。

 長者番付が今年も発表になりました。
 しかし、毎年思うんですけどイヤラシイ制度ですよね。
 なんで、沢山稼いだ人がプライバシーである納税額や氏名、あげくに居住地までさらされなくちちゃいけないのでしょうか??
「たくさん税金を納めた方に感謝の気持ちを表明する。」という趣旨らしいですが、「感謝の気持ち」の表明の仕方がさらし上げとは!!。
 してみると、迷惑メール業者や裏名簿屋さんは毎日毎日感謝を表明しながら形にしている素晴らしいお仕事をしているのでしょうか??
 一体何のために個人情報保護法などという法律を作ったのでしょうか??
 
 真の制度の目的が「あいつは羽振りがいいのに長者番付に載っていない。お上にちくってやれ。」という密告の奨励にあるのは公然の秘密ですが、それにしても今の時代どこまで密告の効果が期待できるのでしょうか??というか脱税を密告する人もいちいち長者番付調べませんよ、国税庁様。

 今の時代、昔と違い、安全はただではありません。私は幸い長者番付に載っていませんが、知人の開業医でセキュリティ上の理由で、長者番付に載らないために年末にただで診療している先生もいらっしゃいます。確かに子供の誘拐リスクはお金では購えませんからね。長者番付をじっと参照するのは泥棒さんと誘拐犯さんとマフィアさんだけかもしれません。

 まあそんな長者番付もいいことはあるもんで、いろいろなことが見えてきます。例えばインボイスの社長は自社株高値で売り抜けてるなあ。とか(笑)

 でもそんな中で明るいニュースはファンドマネージャーが納税額第1位だということです。ようやく日本も不動産屋ではなく、金融関係がトップになりましたか・・・。(しみじみ)

 明日はこの話をもう少し考察してみたいと思います。
posted by たけ先生 at 20:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月15日

日本人の資産運用とリスク

 昨日のブログで、日本人は資産運用においてとにかく安全性を重視して、収益性は重視しない傾向がある、と書きました。

 これは心理学的には、日本人の多くは損失から受ける苦痛の方が同じ額の利益から得られる満足度よりも大きいことを意味しています。
 このため国債や定期預金といった元本保証商品が重視され、よく言われることですが生命保険などの保険商品に不必要なほど多く加入するわけです。

 考えてみれば、自分年金も終身型の生命保険も、結局のところ
「今保有している金融資産を人に委託して運用してもらい、決まった時期に受け取る」という商品です。しかも運用には手数料がかかるため、普通は自分で同じ額を同じように運用したほうが老後に受け取れる額は多そうです。

 生命保険会社はその莫大な資金の多くを国債で運用しています。彼らもやはり元本われが許されないため株式やジャンク債などのハイリスク商品での運用は出来ません。

 実はここに落とし穴があって、行動ファイナンス的にはリスクを下げると普通はリターンが下がります。
 「そんなことは当然だ。」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
「リスクを下げると、その下げたリスクに見合う以上にリターンが下がる。」
のです。このへんのことは行動ファイナンスのサイトなどを参考にしていただければよいかと思われます。

また年金や満期タイプの生命保険はお金を寝かしておく期間が長い為にインフレによる目減りのリスクがあります。

日本ではこの10年デフレが続いてきましたが、資本主義社会ではむしろ緩やかなインフレが続くことが普通である為、このリスクは長期投資では無視できないものと思われます。特に「谷深ければ山高し。」という格言があるように、これから日本でデフレが続くともちょっと思いにくいです。

 こう考えてみると、どれほどリスクを下げてもそのリスクを下げること自体がリスクを内包しているといえるのかもしれません。
posted by たけ先生 at 12:11| Comment(3) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月14日

資産運用で何を重視するか??

こんにちは。竹井です。
久々の休日でだいぶ気持ちがリフレッシュできています。
ここんとこ海外の話題ばかりなので、ちょい日本の話題をば。
このブログを見てくださってる方は、たぶん株式投資とか資産運用に興味がある方が多いのだと思います。私も当然そうなのですが、どうもそれは世の中の多数派とは意見が異なるようです。
下記の金融広報中央委員会のデータによると
「安全性」
「流動性」
「収益性」
の三つの項目のうち、「安全性」すなわち元本の保証を重視する世帯が過半数であるのに対し、
「収益性」すなわち利回りを重視する世帯は独身世帯で二割、結婚している世帯ではたった1割!
http://www.shiruporuto.jp/kinyu/yoron/2004/04yoron.html

考えてみれば日本の超低金利下で全く銀行預金が減らなかったり、10年もので利回り1.5%の国債に人気が殺到するのはこういう国民意識が無ければありえないとは思うのですが、それにしてもびっくりです。なぜこういう意識が生まれるのか、明日はそのへんを考察してみたいと思います
posted by たけ先生 at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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